【医師の転職】オンライン診療とは?内容や給与相場を解説
医師の転職
2023.03.28
新型コロナウイルス感染症の流行を受け、院内での感染症対策、「受診控え」による医療費の減少、医師不足の加速など医療業界にも大きな変化がありました。
ウィズコロナ時代の新しい診療方法のあり方として、近年注目を集めているのが「オンライン診療」です。
最近では小規模なクリニックのみならず、オンライン診療を導入する中小病院も増えています。
今回は、オンライン診療とはどのようなものか詳しく見ていくとともに、医師がオンライン診療で働くメリットや仕事内容、給与相場についてご紹介いたします。
オンライン診療とは?
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンなどを使用し、ビデオ通話やチャットで診察や薬の処方を受けることができる新しい診療方式です。
病院に行って診療してもらう従来型の「対面診療」に対し、病院の予約から決済までインターネット上で完結できるのが特徴です。
2018年4月から保険診療での利用が可能となり、外来通院で治療を続けることが困難だった患者さんを中心に利用が増えています。
現在は初診は対面診察を受けなければいけないなどの条件があり、保険適用となる疾患や条件にも制限がありますが、今後保険の適用範囲も広がることが予想されます。
オンライン診療では、特にAGAや美容皮膚科などの自由診療を行うクリニック、睡眠障害外来や禁煙外来などでの求人が多くなっています。
国内では様々なオンライン診療サービスが登場しており、今後一層利用が増えるでしょう。
オンライン診療で働くメリット
ここからは、医師がオンライン診療で働くことのメリットを見ていきましょう。
診察の効率と質が向上する
オンライン診療では、事前問診や過去の診察データをもとに診察を行うことで、効率的な診察を行うことができます。
また、遠方に住む患者のフォローや通院が難しい患者の継続した診察が可能になるなど、医療を必要とする人に適切な診療を提供できるメリットがあります。
さらに受付や会計などの事務がオンラインで完結するため、診療に集中できるのも利点と言えるでしょう。
在宅勤務が可能
オンライン診療の普及に伴い、オンライン診療に対応した医師の需要も増えているのをご存知でしょうか。
医師の求人サイトでは、在宅診療および在宅カウンセリングに対応できる医師の求人に加え、完全在宅の求人も見られます。
在宅で働くメリットとして、通勤の負担がなく業務に集中できることや、感染リスクがない点、全国どこに住んでいても働ける点などがあげられます。
好きな時間に働ける
オンライン診療では一般的なクリニックが閉まっている遅い時間まで診療しているところも多く、求人によっては自分の好きな時間に働くことが可能です。
オンライン診療のアルバイトの中には、10分、30分など細かくシフトを組むものもあり、ライフスタイルに合わせて働けるのも魅力と言えるでしょう。
子育てをしながら働きたい医師や、家庭と仕事を両立させたい医師におすすめです。
オンライン診療の仕事内容
2020年4月以降、オンライン診療を実施する医師には、厚生労働省が指定する研修の受講が義務付けられています。
研修はe-learning形式で受講できるので、実際にオンライン診療を始める前に必ず受講しておきましょう。
ここからは、オンライン診療の仕事内容について一般的な診療の流れを見てみましょう。
オンライン診療に必要な環境を準備する
パソコンとインターネット環境、ビデオ通話に使用するツールなどを準備します。
通信トラブルなどが起こらないよう、事前に接続テストを行っておくと安心です。
マニュアルや事前問診の内容を確認しておく
診療を開始する前に、医療機関から配布されるマニュアルや事前問診の内容を確認しておきましょう。
事前問診では症状や既往歴などを前もって知ることができ、スムーズに診療方針が立てられるようになります。
また、在宅勤務の場合も白衣やスクラブの着用が必要かなど、医療機関ごとのルールも確認しておきましょう。
診療・処方を行う
予約時間になったらオンライン診療を開始します。
事前に案内されたマニュアルに沿って問診を行い、診療後にカルテの入力や処方を行いましょう。
薬はカルテ入力をすると患者の自宅へ郵送される仕組みとなっているケースが多いようです。
オンライン診療の給与相場
オンライン診療のアルバイトの時給相場は対面診療に比べて安いことが多いものの、時給1万円程度となっています。
「診療1件あたり○○円」といったインセンティブ制を採用しているところもあるようです。
「土曜日のみ」「週2日のみ」などの求人もあるので、自分に合った求人を探してみると良いでしょう。
まとめ
オンライン診療の普及に伴い、オンライン診療に対応できる医師のニーズも拡大しています。
まだ新しい制度のため保険の適用対象となる診療の範囲に制限がありますが、オンライン診療は今後さらに広がっていくでしょう。
育児や介護などと両立しながら働きたい医師や、フリーランス、すき間時間を活用したい医師は、ぜひオンライン診療での勤務を検討してみてください。
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