転職で不安なことはなに?不安を減らす方法は?
医師の転職
2023.03.31
転職によって職場が変わると、仕事内容をはじめ生活サイクルや通勤スタイルなども変化するので、多くの不安やストレスを抱えることとなります。
今回は、医師の転職においてどんなところに不安を感じるのか、それに対してどう対処するのかをまとめてみました。
医師の転職で「不安なこと」とは?
転職を考えたとき
最初に不安を感じやすいのは、 “転職を考えたとき”です。
自分の心身的な問題、家族や生活環境の変化、今の職場への不満やスキルアップなど、転職を考えるタイミングはさまざまです。
本当に転職する必要があるのか、どうやって転職先を探すのかなど、多くのことを考えなくてはならないうえに、優先順位が分からないので不安を感じます。
特に医師は仕事量が多くあるため、それらを誰かに引き継ぐことができるのか、後任のことや業務の整理、患者をはじめとする関係者への連絡、そして今より満足度の高い環境が見つかるのかと多くの懸念が浮かびます。
診療科によっては、数か月先の診察予約が入っているなど、自分のための活動をする見通しも立てられないケースもあるので、漠然とした不安を感じやすいのです。
転職を決め、活動をはじめたとき
次に不安に陥りやすいタイミングは、“転職活動をはじめたとき”です。
多くの人は、転職をすると決めたとき、すぐに上司や同僚に報告することはせず、転職サイトに登録してどんな求人があるのかを確認します。
活動することの後ろめたさや、もっと効率的な転職方法はないか、納得いく転職ができるかと、活動自体に不安を感じますし、求人を見ているだけでも疲れを感じやすいでしょう。
転職が決まったとき
転職先が決まったときは、達成感もあり不安よりも喜びを感じやすいものです。
しかし、いざ決まったことで職場や家族への伝え方、自身が退職するまでの流れや引継ぎの準備を考えることで、喜びと同時に不安も感じることでしょう。
新しい職場に向けての準備でも慌ただしくなり、心配ごとが増える傾向があります。
実際転職した人はどうやって乗り越えたのか
医師の転職は、他の職業と比べて長い期間が必要とされています。
その理由はさまざまですが、転職希望者本人が多忙であり転職活動に時間が取りにくいこと、希望条件を満たした求人を探すまでに時間がかかること、後任者がいない・今の職場から強い引き止めがあり辞めるタイミングが延びてしまうことなどがあります。
転職の流れに沿って実際に起こりやすい問題とその解決先を把握しましょう。
転職を考えたとき、今の職場に対する不満や心身的な理由、家庭の都合など「辞めるための理由」はすぐに思い浮かぶと思います。
引越などで通勤が困難になるケースを除けば、この時点では、続けることも選択肢となります。
「本当に今の職場を辞めるのか?後悔はしないか」と自問し、転職したいという気持ちが一時的なものか考えることが大切です。
なぜ転職するのかが明確でないと、志望理由やキャリアプランがうまくまとまらず、転職できたとしても「前の職場のほうが良かった」という後悔にも繋がってしまうので、しっかりと説明できるよう自分の意思を確認しておきましょう。
次に、転職を決めて活動する際の基準となる希望条件を精査します。
給料や待遇、病床数やスキルアップが望めるかなどを書き出したら、そこに優先順位を付けておきます。
転職サイトは複数登録することがおすすめとされますが、幅広い診療科を扱っているサイト、地域密着型や専任担当者がサポートしてくれるサイトなどがあるので、使いやすさや自分にはどんなサポートが必要なのかを考えてから登録するようにしましょう。
また、転職活動をすると決めた際、家族など信頼のできる相手に話してみるのもおすすめです。
人に対して自分の考えを話すことで、こだわりや希望条件を改めて認識することができます。
人づてに噂が広まることもあるので、同僚など同じ職場の人に相談することは避け、転職サイトのエージェントに相談するのも良いでしょう。
転職が決まったあとは、今の職場の規定どおりに職場へ退職の意思を伝えます。
どんな反応があるか不安かと思いますが、早めに伝えることが大切です。
後任者を決めたり引継の準備をしたりすると時間がかかりますので、余裕を持ったうえで、きちんと「○月○日にて退職する」と具体的に伝えましょう。
満足度の高い転職のためにできること
希望の条件をすべて満たす求人を見つけるのはなかなか難しいことです。
それでもより満足度の高い転職にするコツがいくつかあります。
ひとつ目は「情報収集」です。
自分が在籍している診療科を始め、業界自体や求人の傾向など、どんなスキルが求められていて、どんな仕事があるのか、年収の情報などを知ることは大切です。
それによって自身の今の市場価値を知り、これからのキャリアプランを考えることにも役立ちます。
求人応募の際は、求人票だけではなくホームページや転職口コミサイト、人材紹介会社を通じて内情を把握することも大切です。
次に「希望や条件を明確にすること」です。
これは求人を探すときのミスマッチを少なくするために大切です。
たとえば「最初のうちは勤務に慣れるために夜勤が多くなるとしても、扱う症例数が多くてスキルアップになるのであれば問題がない」というように具体的な自分軸を持つことで、転職後に目指す働き方が明確になります。
また、面接の場や条件交渉の際、希望や条件が曖昧なままでは、転職後に「こんなはずじゃなかった」というギャップを感じやすいでしょう。
残業時間などの待遇面、どこまで自分が担当するのかといった業務範囲など細かいこともしっかりと確認しておきましょう。
他にも「早めにスケジュールを組むこと」も必要です。
転職活動を始めると、通常のタスクにどんどん予定が追加されていきます。
人材紹介会社に登録すると、そのコーディネータとの面談もありますし、求人に応募すれば面接も入ってきます。
どのくらいの期間をかけて転職するのか、退職日を伝えるのは何か月前かなどを把握することで、大まかなスケジュールを立てておくことができます。
転職にはどんなに短くとも数か月はかかります。
情報収集をしっかり行い、余裕をもったスケジューリングをし、転職をする理由・希望条件を明確にすることで、不安が自信へと変わります。
転職後に「もっと確認すればよかった」「想像と違う」というミスマッチを起こさないよう、事前準備を入念に行い、満足度の高い転職にしましょう。
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