医師の転職におすすめの職場・職種とは?

医師の転職

2023.04.25

 医師が転職する際、他業種に転職することはあまり多くありませんが、医師免許を活かして活躍できる職種は多数存在します。当記事では「臨床医以外」「病院以外」「他業種」の3つにわけておすすめの職場・職種をご紹介します。

臨床医以外で医師におすすめの職場・職種

医師の免許を活かして臨床医以外で働くことのできる職場・職種をご紹介します。

健診医

主に健康診断などの業務に従事する医師が健診医です。手術を行いたくない場合や、不規則な勤務が負担に感じる臨床医におすすめの職種です。

臨床医とは異なり、主にスポット勤務のため、時間の調整もしやすく、家事や育児と両立したい医師におすすめといえるでしょう。

介護老人保健施設

介護老人保健施設の常勤医師は、高齢者のリハビリや医療ケアを提供し、社会復帰を支援する役割を担います。介護老人保健施設は、法律で入所定員100人あたり常勤医師1名の配置が義務化されているのです。高齢化に伴い、介護老人保健施設の数は年々増加しており、健康管理や医療ケアを行う医師の需要が高まっています。医療機関での勤務と比較して給与は低い傾向がありますが、働き方に余裕があるでしょう。

開発研究職

大学病院や研究機関などで、特定の分野に特化した研究や開発に携わる職業への転職もおすすめです。直接的に患者の治療に関わるわけではありませんが、病気自体を治療する方法を追求できるため、医師と同様の充実感を得られるでしょう。

 

病院以外で医師におすすめの職場・職種

医師としてのやりがいはある一方、病院での勤務に不満を感じている場合は、病院以外で医師免許を活かせる職場・職種がおすすめです。今回は病院以外で医師におすすめの職場・職種を6つご紹介します。

産業医

産業医は一般企業で働く社員やその家族などを対象として、指導や助言を行う医師です。労働者50人以上の事業場では産業医の配置が義務化されています。産業医の収入は病院勤務に比べて低い傾向にありますが、勤務時間や休日が決まっているため、仕事とプライベートのバランスをとりやすいでしょう。

公衆衛生医師

公衆衛生医師は、地域保健分野で活躍する医師であり、保健所などで働きます。保健所は主要都市を中心に設置され、所長は原則として医師免許が必要です。公衆衛生医師は、母子保健や精神保健、生活習慣病、食品、環境などについて、地域住民の課題解決に向けた取り組みを行います。

メディカルドクター

メディカルドクターは、製薬会社に勤務し、新薬の開発や市販後の安全性のチェックといった調査を行います。外資系企業と働く機会が多いため、語学力が求められるでしょう。勤務時間は比較的安定しており、多忙な臨床現場から離れたい医師にとっては魅力的な職種です。

保険会社の社医

保険会社で働く医師を社医といい、主な仕事内容は保険関連の診査や引受査定、支払査定などです。基本的に医師免許を持っていれば社医になることができますが、臨床経験などの制限を設けている場合もあります。社医は医療行為がほとんどなく、ライフワークバランスを重視する医師におすすめの職種です。

医系技官

医師経験を活かし公務員として働くのであれば、医系技官がおすすめです。保健医療制度の作成に携わる仕事であり、医療現場を変革するような取り組みができるため、やりがいを感じられるでしょう。年収は病院勤務よりも低いことが多いですが、国内だけでなく海外でも働くことができる可能性があります。

矯正医官

矯正医官は、刑務所や少年院に設置された診療所で働く公務員です。被収容者の健康診断や治療を行います。年収は病院勤務よりも低めですが、兼業が可能、拘束時間が短いといったメリットがあります。

 

医師の転職におすすめの他業種

医師以外の分野でおすすめの業種をご紹介します。将来的に病院経営を行う予定のある場合、経営について学ぶために、臨床現場から離れて経営の道に進むことも多いようです。

コンサルタント

近年、医師免許を保有するコンサルタントの数が増えています。その理由としては、医師の論理的思考能力の高さや、医療・製薬分野の案件増加が挙げられます。医療・製薬分野で活躍する医療コンサルタントとして、医師としてのキャリアやスキルを活かすことができるでしょう。

ベンチャー企業

ベンチャー企業のなかでも、医療系サービスは需要が高い分野であり、特にヘルスケア分野が注目されています。医師のスキルを活かし、健康管理アプリや医療機器の開発などに取り組むことが可能です。また、医師の経験は商品の信頼性を裏付けることにも貢献するでしょう。

起業

医師が起業する場合、クリニックの開業が一般的ですが、最近では医療関連以外の分野で起業する医師もいます。医師としての知識や経験、人脈などを活かして、医療現場の問題を解決する事業を展開することもできるでしょう。

まとめ

医師の転職におすすめの職場・職種をご紹介しました。収入が減少することもありますが、多くの場合、仕事とプライベートのバランスをとりやすい傾向にあります。転職先を検討する際には、重視するポイントを整理し、自分に合った職場・職種を選ぶようにしましょう。

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